こんばんは。ほおずきの松本です。
今回はほおずきで行っている視覚認知トレーニングについて少しお話したいと思います。
視覚認知の基盤として「眼球運動」があります。眼球運動には5種類の機能があります。
① 固視:安定して見続ける機能
② 両眼視:両方の目で見る機能
③ 周辺視:視界の中で周りの様子を意識に入れる機能
④ 追従性眼球運動:ゆっくり動くものを見続ける眼球運動
⑤ 衝動性眼球運動:一点から別の一点にすばやく視線を動かす眼球運動
これらを鍛えるためにトレーニングをシステム化して楽しく行えるように工夫しています。
毎日日課の中で10分間、1分ごとのローテーションを行い10種類(眼球運動&視覚認知)のトレーニングができます。
🔶視覚機能チェックリスト🔶
☐ 音読の時、行を飛ばしたり同じところを何回も読んでしまうことがある。
☐ 黒板に書いてある字をノートに写すのに時間がかかる。
☐ ノートのマスに文字がおさまらず、はみ出すことがある。
☐ 字が斜めになったり、形が崩れる。
☐ ひらがなや漢字で似たような字の書き間違えが多い。
☐ 筆算を書くときに、位を揃えて書くことが難しい。
☐ 図形の問題が特に苦手である。
☐ 座って学習をすることにストレスを感じ、机に突っ伏してしまう。
☐ バウンドしているボールを捕えることができない。
☐ ダンスや体操など、お手本を真似することが苦手である。
☐ くつなど生活の中で左右を間違えることがある。
☐ 外などを歩いていると、人や物によくぶつかったり、つまづいて転ぶ。
5個以上ある方、ぜひ視知覚トレーニングを!